今週、1月21日についに
知床は「流氷初日」を迎えました。
流氷初日とは視界外の海域から漂流してきた流氷が、
視界内の海面に初めて現れた日のことです。
オホーツク海の水平線上に白いすじのような流氷を目にすると、
懐かしくて胸がいっぱいになるような、
「おかえり!」と言いたくなるような、
なんだか不思議な気持ちになりました。
流氷初日から一週間、
流氷は南風と北風に交互に押され行ったり来たりを繰り返して
なかなか岸に近づいてきてくれません。
流氷の接岸を待ちわびる私たちは
そんな流氷の様子に一喜一憂の毎日です。
皆さんにこのお便りが届く頃には
流氷が接岸しているでしょうか。
楽しみです。
ちなみに写真は、
知床自然センターの流氷定点観測で撮ったものです。
(知床財団のネットショップ「コムヌプリ」
メールマガジンからの転載)
Updated 2024/1/21